アバールデータは、同社のCompactPCIモジュールである「ACPシリーズ」にAtomプロセッサを搭載したCompactPCIバス対応CPUモジュール「ACP-162」を開発、販売を開始したことを発表した。
同モジュールは、CompactPCI 3Uタイプのモジュールで、幅広い用途での使用を考慮し、CPU部(CPUボード)とI/O部(ベースボード)を分けた2枚の基板で構成されている。これにより、機能の追加などカスタマからの要求仕様に"短納期・低コスト"で対応することが可能となるという。
搭載可能メモリはDDR2 SDRAMで、最大2GBまで対応する。また、1000Base-Tのイーサネットを2チャネル、USB2.0を3チャネル、RS232Cを1チャネル、DVI-Dを1チャネル、シリアルATA1チャネルなどを搭載している。
対応OSはWindows XPおよびLinux。
主な製品の応用分野としては、半導体製造装置、生産ラインの制御機器、検査分析機器、計測機器、試験装置などが想定されている。