「"時間"は大切なギフト」Adobe Creative Suite 4の魂とは
今回お話を伺ったのはAdobe Creative Suite 4のProduct Management DirectorであるWill Eisley氏。Adobe Creative Suite 4の中でもデザイン&Webのフィールドを担当している。
――Adobe Creative Suite 3からAdobe Creative Suite 4へのバージョンアップで、もっとも大きな違いはどんなところでしょうか?
「Adobe Creative Suite 3発表では『アドビとマクロメディアが合併して初めてのリリース』がいちばん大きなニュースでした。お客様も『アドビとマクロメディアが合併してどんな効果が生まれるだろう? 』と興味を持たれていたと思います。Adobe Creative Suite 4は、統合に時間を割く時期を過ぎて、本当に革新的な機能を搭載しました。お客様に喜んでもらい、さらに期待もしていなかった機能を搭載する。Adobe Creative Suite 4には、革新性とパワー、価値が備わっています」
――Adobe Creative Suite 1/2のユーザーがAdobe Creative Suite 4に移行するメリットはどのような点でしょうか?
「大きく分けて、2つのメリットがあると思います。1つは、デザイナーがより早くクリエイティブなコンテンツを作り出す手助けができるということです。クリエイターの方々からは、これまで『大きな機能を搭載するより、僕たちが日常的にやっている作業をより早くできる機能が欲しい』という声をいただいていました。僕自身出張が多いのですが、1時間でも早く帰宅したり、1本でも早い便に乗れると嬉しくなってしまいます(笑)。"時間"という物は何よりも大切なギフトなんですよね。2つめは、リッチな表現ができることです。Adobe Creative Suite 4によって、時間だけでなくクリエイティビティの向上を手助けできます。たとえば、Adobe Photoshop CS4 Extendedには、3Dモデルにテクスチャを貼るという素晴らしい機能が搭載されました。こうした機能を体験できるのはAdobe Creative Suite 4の強みになるでしょう。私たちアドビのスタッフにとって何が一番報われることかというと、お客様が我々のソフトを使って信じられないくらい素晴らしい物を作ってくれる瞬間なのです」