NECは6日、バーコードリーダやPOSなど周辺機器のデバイスドライバをインストール可能なシンクライアント端末として、ノート型の「US40a」およびデスクトップ型の「US300a」を発表した。発売は28日で、価格(税別)はUS40aが10万9,800円、US300aが6万3000円。

ノート型シンクライアント端末 US40a

デスクトップ型シンクライアント端末 US300a

新製品は周辺機器の接続など個々のニーズに適合するため、デバイスドライバのインストールによるカスタマイズに対応した。SuicaやEdyなどFeliCa準拠の非接触式ICカードリーダに新たに対応し、認証セキュリティの強化を実現したとしている。

ノート型のUS40aはA4ワイド型であり、無線LANに標準対応する。またVPNに対応し、セキュアなネットワーク接続が可能という。一方、デスクトップ型のUS300aは、デュアルディスプレイに対応する。

主な仕様は以下の通り。

製品名 US40a US300a
OS Windows XP Embedded SP2+Feature Pack 2007 Windows XP Embedded SP2+Feature Pack 2007
CPU VIA C7-M ULV 1.2GHz Celeron M 1GHz
メモリ 2GB 1GB
フラッシュメモリ 2GB 1GB
HDD なし なし
本体サイズ 370×260×36mm 155×222×246.6mm(ドッキングステーションを含む)
重量 2.45kg 1.6kg(ドッキングステーションを含む)
対応プロトコル RDP6.1、ICA11.0 RDP6.1、ICA11.0