オフィリオスキャナ「ES-D400」 |
セイコーエプソンは、オフィス向けA4対応シートフィート型両面同時読み取りカラースキャナ「オフィリオスキャナ『ES-D400』」を発表した。価格は128,000円(税別)。発売時期は12月上旬が予定されている。
ES-D400は、コンパクトなサイズながらもデュアルCCDを搭載し、40枚/分の高速読み取りと両面同時読み取りによる80面/分の取り込みを可能としたカラースキャナ。A3サイズやB4サイズの原稿も半分に折って同梱のキャリアシートに差し込むことで、A3/B4原稿として結合して読み取る機能も利用できる。名刺サイズからA4まで幅広い用紙サイズに対応するほか、1.5mmまでのプラスチックカードのスキャンも可能だ。
ES-D400では、スキャナドライバ「EPSON Scan」の機能が大幅に強化され、赤・青・緑の中から選択した色を強調し取り込むことで、モノクロ2値で捺印文書を取り込む際に薄い印影もくっきりと取り込める「画像はっきり機能」や、色付きセルの背景色を除去し文字の可読性を向上させる「文字くっきり機能」、白紙原稿が混在した場合に白紙面を自動的に除去する「白紙除去機能」、ファイリング用のパンチ穴箇所を消してスキャンする「パンチ穴除去機能」などが利用できる。さらに、PDF機能として「高圧縮PDF」「透明テキスト付きPDF」「暗号化PDF」なども用意されている。
さらに、あらかじめ実行するスキャン設定・保存先・アプリケーションなどをイベントとして登録することで、ES-D400本体の液晶ディスプレイからイベントを選択し、スキャナビボタンを押すだけでPCを操作することなくスキャンが可能となる「Epson Event Manager」が同梱される。
本体サイズは303(W)×202(D)×213(H)mm、重量は約5kg。解像度は主走査、副走査ともに600dpi、読み取り解像度は75、100、150、200、240、300、400、600dpi、読み取り階調は各色16bit入力/8bit出力。インタフェースはUSB 2.0。原稿サイズはA4、レター、リーガル(最大有効領域216×914mm)。対応OSはWindows 2000 Professional、XP Home Edition / XP Professional / XP x64 Edition、Vista 32bit/64bit。Mac OS X 10.3.9~10.5.x以上。