フラッシュバックは4日、米Red Giantのカメラの揺れやノイズの除去を行うプラグイン「Magic Bullet Steady(マジックブリット ステディ)」の販売を開始した。手持ちカメラのような揺れる映像に用いて、カメラの過剰な動きをなくすことができるという。取り扱いは同社のオンラインサイト「フラッシュバックストア」でのダウンロード販売のみ。価格は2万5,830円。

「Magic Bullet Steady」操作画面

同製品はカメラの揺れや振動、ノイズの除去を行う高機能スタビライザー。時間軸に沿った画像の変化を空間データとして解析し、フッテージに対して最適な出力結果の生成を行うほか、モーション検出、3つのフィルタリングモードのアルゴリズムにより、高速・高品質なスタビライズを実現。「After Effects」や「Final Cut Pro」に標準装備のスタビライズ機能に比べて出力データの生成が飛躍的に速くなったという。

また、素材の前後のフレームから処理値を割り出してブロックサイズごとに調整。これにより、ノイズ軽減時の要素のぼやきを防いで画像の精彩さを保持すること可能だ。このほか、自動的にエッジを画すために必要な最大拡大率を測定するオートズーム機能、ショットの自動切り替え検出機能、水平補正などに対し4つのモーションスムージングモード機能などを搭載している。

対応アプリケーションはWin版がAfter Effects 7、CS3、Mac版はAfter Effects 7、CS3、Final Cut Pro 6。対応OSは前記アプリケーションが動作するWindows XP/VISTAおよびMac OS X 10.4.11 / 10.5.2 以降。