テレビ向け動画配信サービス「GyaO NEXT(ギャオネクスト)」を運営するUSENは30日、『北の零年』『バトル・ロワイアル』など人気邦画で構成されたブランドサービス「シネマプラス」の提供を開始すると発表した。月額2,980円(税込)の「GyaO NEXT」見放題プランを契約すれば、他のビデオサービス・チャンネルも含めて視聴することができる。
「GyaO NEXT」は、ブロードバンド回線を利用し、IP網を使ってさまざまな映像コンテンツをテレビで視聴することができるIPTVサービス。視聴するには専用のセット・トップ・ボックス(STB)が必要。
「シネマプラス」サービス開始時には、インターネット上では初の配信となる、『明日の記憶』『北の零年』『バトル・ロワイアル』など、「GyaO NEXT でしか視聴できない作品を含む30タイトルをラインナップ」(USEN)。
また、サービス開始以降も毎週月曜に2~3タイトルを追加し、「年間で約120タイトルの人気邦画をシネマプラス内で配信予定」(同)としている。
配信フォーマットはデータ圧縮率が高い「H.264」を採用。「最近作を中心にハイビジョンマスターを使用した高画質配信を行う」(同)。
USENでは「先日発表したFOX オンデマンドに続き、GyaONEXT サービスにおいて今後も人気コンテンツの拡充を行うなど、さらなるサービス拡大を目指していきたい」としている。