Mozilla Ubiquity

27日(米国時間)、Ubiquityの最新版となるUbiquity 0.1.2が公開された。UbiquityはMozilla Labsで実験的に開発されているFirefoxエクステンション。Firefoxの操作をポップアップしてくるコマンドプロンプトで提供しようというもので、自然言語による入力を目指すなど野心的な取り組みが進められている。

Ubiquity 0.1.2はマイナーアップデートだが、多くのバグが修正されたのと、要望されていたいくつもの機能が実装されたという点でUbiquityを使ってコマンドを開発しているデベロッパには朗報だ。Ubiquity 0.1.1はよくできているがいくつかの必要な機能が欠けてよりプログラミングが面倒なところがあった。0.1.2ではそういった点が改良されている。

Ubiquity実行例

自然言語パーサの開発や名詞型による開発がもっと楽になるようなAPIの提供など、今後開発すべき課題は多い。しかし新しく2名の開発者が増えたなど開発を継続していく勢いはあるようだ。今後の開発に期待したい。