携帯サイトの審査を行う第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)」は28日、電子書籍やグラビアなどを販売する携帯サイトを対象に、青少年の利用を前提としたゾーニング(販売領域区画)を行うためのガイドラインを策定すると発表した。

EMAでは今年7月に「表現系基準検討ワーキンググループ」を設置。電子書籍やグラビアなどを扱う携帯サイトにおける、青少年の安心・安全な利用について検討してきた。

同ワーキンググループでは、青少年の利用に配慮したサイト運営を行うために、販売領域を区分する「ゾーニング」を行なうことが必要と結論。電子書籍やグラビアなどを扱うサイト運営者向けの具体的なゾーニング・ガイドライン策定の検討を開始した。

EMAでは、「2008年内を目途に同ガイドラインを策定する」としている。