組み込みシステムの設計向けツールなどの提供を行う米VaST Systemsは10月20日、インドKPIT Cummins Infosystemsと提携し、自動車関連のOEM/ODMやサプライヤ向けに、車載用電子機器の仮想化ツールとソフトウェアの開発サービスを共同で提供することを発表した。

今回の提携により、両社では、VaSTの仮想化ツールとKPITのソフトウェアIPおよびサービスが組み合わされることとなり、車載機器開発のコスト削減と品質向上が見込めるようになるとしている。

具体的には、ネットワーク接続されたECUの仮想Hardware-in-the-Loopシミュレーション(HILS)など、先端仮想試作化ツールや手法を取り入れることで、サービスを迅速に展開することに焦点が当てられる。