NTTデータ、NTTデータビジネスブレインズ、うぃるの3社は10月16日、Eclipse Japan Working GroupおよびNTTデータイントラマートと協力して、Eclipse 3.4に対応した『「日本語化言語パック」3.4』をリリースしたと発表した。本日より、NTTデータグループ・オープンソーススクエアにて無償公開される。

Eclipseの日本語化言語パックは、Eclipse 3.2までは対応版がEclipse Foundationから提供されていたが、Eclipse 3.3からは提供が停止されていた。これを受け、Eclipseおよびプラグインを動的に日本語化するプラグイン「Pleiades」をうぃるが開発してオープンソースとして提供。さらにその翻訳機能を使って日本語化言語パックを生成するプラグイン「blancoNLpackGenerator」をNTTデータビジネスブレインズが開発し、こちらもオープンソースとして公開していた。

今回公開された『「日本語化言語パック」3.4』は、両プラグインによって生成された日本語化言語パックを基に、NTTデータやEclipse Japan Working Group、NTTデータイントラマートらが協力し、翻訳精度を高めたものになる。なお、今回の作業により得られた日本語化のリソースは、PleiadesやEclipse Foundationにフィードバックされ、今後の日本語化言語パックにも利用されるという。