アビームコンサルティングは10月16日、「SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービス」の提供を開始した。

同サービスは、米FonalityのオープンソースIP-PBXソフト「trixbox Pro」を利用し、設備投資コストを抑えながらも高い顧客満足度が得られるコンタクトセンターの構築戦略を評価・導入・運用管理面からのコンサルテーションと共に提供するというもの。導入まで数日以内という短納期でのコンタクトセンター構築を可能とするほか、WAN上にバーチャルコンタクトセンターを置くことで在宅勤務者による業務にも対応する。今後は、FAQ、WFM、遠隔モニタリング、感情分析といったコンタクトセンターに必要な機能を順次SaaS型で提供していく予定だ。

「SaaS型バーチャルコンタクトセンター構築支援サービス」で提供されるシステムの構成

20席のコンタクトセンターの価格は、初期導入費が167万9,520円、月額費用は6万円(いずれも税別)。コンサルティングサービスの価格は、期間2週間で100万円からスタートとなっている。

同社では、関連コンサルティングサービスも含めて同サービスについて、初年度5億円、5年後には30億円の売り上げを目指すとしている。