マイクロソフトは10日、同社のオンライン広告事業マイクロソフト アドバタイジングにおいて、Microsoft Silverlight 2を活用した広告展開を実施していくと発表した。MSN上に、リッチメディア広告「MSNホーム Silverlight MOF(Mouse Over Floating)」および「Silverlight タイアップ広告」を11月中旬から掲載する。
同社は近日、RIA(Rich Internet Application)などを実現するWebブラウザ用プラグインSilverlightの次バージョンのリリースを予定している。Silverlight 2では、高画質映像やDeep Zoomなどの表現力、新DRM技術「Microsoft PlayReady」を基盤としたSilverlight DRMによる著作権管理機能などをサポートしており、これらをネット広告分野でもいかしていく。たとえば、720pのHD品質映像をクライアントPCに負担をかけることなく配信するMOF広告(マウスオーバー時に拡大再生するタイプ)、DRM機能を使った映画の動画キャンペーン展開などにも利用できるとしている。