楽天は7日、「楽天市場」における売れ筋商品のランキング情報を取得するためのAPI「楽天商品ランキングAPI」の提供を開始した。同サイト内の「楽天ランキング市場」に掲載されている約6,000ジャンルの商品別ランキングおよび性別・年代別ランキングの情報を、法人および個人サイトにて利用することが可能となる。

これは、楽天市場、楽天トラベル等の商品データAPIを外部のデベロッパー向けに解放する「楽天ウェブサービス」の一環として提供されるもの。デベロッパーはジャンル別や性別、年代別などのパラメーターを指定して、売れ筋商品の情報を得ることができる。同社では、対象を絞り込んだ情報を提供することで、特定分野に興味を持つユーザーの関心を引くコンテンツの作成が可能だとしている。

また、このAPIより取得した情報からアフィリエイトURLを作成することが可能。リンク先にこのURLを指定することで、楽天アフィリエイト経由の成果報酬を獲得できる。

楽天ウェブサービスは、楽天会員であれば誰でも利用することができる(ただし、デベロッパーIDの取得が必要)。商品ランキングの他にも、商品検索、書籍検索、トラベル検索等のAPIが提供されている。