NECビッグローブ(以下、BIGLOBE)は、OpenIDに対応した様々なWebサイトへのログインが可能になる「BIGLOBE OpenID」の発行を6日より開始したことを発表した。BIGLOBE OpenIDは、OpenID Authentication 2.0準拠となる。

BIGLOBE OpenIDのページでは、ユーザーがBIGLOBEメンバー名(またはID)とパスワードを入力すると、「https://openid.biglobe.ne.jp/**~」というURL形式のOpenIDが発行される。

実際に利用する際はOpenID対応サイトのフォームに「biglobe.ne.jp」と入力、BIGLOBEサイト内にてBIGLOBEのID/パスワードによる認証を経て、もとのOpenID対応サイトに戻る。この際、BIGLOBE OpenIDのページが「ベリサインEV SSL証明書」に対応しているため、同証明書対応のブラウザではサイトのアドレスバーが緑色に表示され、偽装されたサイトでないことが確認できるようになっている。

同社は今月1日に正式発足した「OpenIDファウンデーション・ジャパン」会員組織に参加。今後もOpenIDの普及に努め、利用者の利便性向上をサポートするとしている。