ヤフーは2日、同社が社会貢献事業の一環として提供する「Yahoo!ボランティア」において、ユーザーが実際に金銭的な負担をすることなく、バナーをクリックするだけで各団体へ寄付ができる「Yahoo!ボランティア クリック募金」を開始したと発表した。

2日提供が開始された「Yahoo!ボランティア クリック募金」トップページ

「Yahoo!ボランティア クリック募金」では、ユーザーはまずトップページに掲載されている環境支援や国際協力などに関するクイズに回答。回答すると、クイズ結果と共に表示されるクリック募金への参加が可能になる。

ユーザーは表示された各募金のページに設置してあるバナーボタンをクリックするだけで、1クリックごとに1円を指定団体に寄付できる。バナーボタンをクリックすると各募金のスポンサー企業のページが別ウィンドウで表示される仕組みとなっており、実際の寄付金はユーザーに代わってスポンサー企業が負担する。

募金ができるのは、1つの募金につき1日1回。それぞれの募金には、毎月の募金額の目標が設定されており、目標額に達成した時点でそれ以上のクリック募金ができなくなる(次の月以降クリック募金が再開)。

今回「Yahoo!ボランティア クリック募金」に参加しているスポンサー企業は、大京(more treesへの寄付)、GABA(日本民際交流センターへの寄付)、ワークポート(more treesへの寄付)、シーリージャパン(同)の4社。

ヤフーでは、「今後もより多くのスポンサー企業様からの参加を受け付け、さらに幅広いジャンルの団体へ募金の場を提供したい」としている。