アルカーナは、「仕事を依頼したい人(買い手)」と「仕事ができる人(売り手)」をマッチングさせるコミュニティサイト「アポロン」の提供を30日より開始した。クラウド(crowd:群衆)へのアウトソーシング(=クラウドソーシング)サービスとして、個人・法人を問わず、ユーザー同士で仕事の委託・受託ができる。
買い手は、同サイト上に頼みたい仕事の内容を登録、売り手からの応募を受け付ける。売り手は登録された仕事に応募できるほか、自分のスキルを登録しておくことで、スカウトを受けることも可能だ。買い手の予算と売り手の見積もりを入札形式ですりあわせ、要件が合えば仕事を開始。終了後はお互いを評価するシステムとなっている。
買い手のニーズの例には、翻訳、Webサイトのデザイン、家庭教師、ペットの世話など。また、売り手側のスキルではデザイン、プログラミング、コンサルティングなどが登録されている。
同サイトは、独自の強みを持った中小企業や、副業をしたい個人、主婦やシニア層などが「才能を切り売りできる場」となることを目的に、4月にバージョンゼロ版、8月にアルファ版をオープン、今回のβ版リリースとなった。今後はランキングやグループ、作品の投稿機能など各種コミュニティ機能を実装していく予定だとしている。