Smashing Magazine |
WebサイトやWebアプリケーションのインタラクティブ性・ダイナミック性を向上させるにはJavaScriptの活用が有効だ。最新のWebブラウザはJavaScriptの実行性能向上に継続的に取り組んでいるし、劇的な実行速度向上が相次いで報告されている。WebサイトやWebアプリケーションにおけるJavaScriptの採用はしばらくの間はホットトピックであり続ける流れにある。
JavaScriptを使ったアクションや効果の追加を実施する場合、どういったライブラリがあるのかを調べ求める機能を実現した適切なライブラリやフレームワーク、またはコードの断片をコピーして活用するといった作業をおこなう。そこでSmashing Magazineで公開されている75 (Really) Useful JavaScript Techniquesに注目しておきたい。WebデベロッパやWebデザイナはブックマークしておきたいドキュメントだ。
75 (Really) Useful JavaScript TechniquesにはJavaScriptで開発された75のライブラリやツールが紹介されている。入力補完機能付きボックスリストであったりシンタックスハイライトであったり、特定の機能に的を絞ってその機能を実現するためのツールを紹介するという内容だ。
DojoやExt JSのようなフルフィーチャ系フレームワークを使っている場合には、そうしたフレームワークが提供している機能を活用すればいいが、ピンポイントに特定のアクションやインタラクションが欲しいという場合には特定の機能だけを提供しているツールやライブラリが扱いやすい。jQueryを活用したライブラリやプラグインも多く紹介されており、jQueryを使っている場合にはなお都合がいい。JavaScriptで実現できるインタラクションを調査するうえでも有益なドキュメントであるため、WebデベロッパやWebデザイナは一度75 (Really) Useful JavaScript Techniquesを調査してみるといいだろう。