デルは22日、フルハイトのブレードサーバ「PowerEdge M905」、「PowerEdge M805」、および仮想化対応iSCSI SANアレイ「Dell EqualLogic PS5500E」を対象に、仮想化インフラストラクチャのシンプル化をより強力に推進すると発表した。
具体的には、新たなサービスとソリューションが提供されることとなる。従来から実施していたアセスメントサービスに新たに追加される「仮想化ヘルスチェックサービス」は、導入された仮想化環境を調査・評価して結果を提供することにより、問題点を明確にし、将来の予測に基づく機能強化とプロセスを提示、適正な改善や最適化ができるというもの。また、仮想化環境のバックアップ運用を容易に行えるシステム構築サービスが拡充され、visioncoreの「vRanger PRO」と「vReplicator」を利用して、稼働中の仮想マシン全体のホット・イメージバックアップや他のサイトのVMware ESX Server上へのレプリケーションが可能となる。
さらに、仮想マネジメントソリューションとして、災害対策を考慮した仮想化環境を構築できる「VMware Site Recovery Manager(SRM)」、および想化マシンの構成ライブラリを作成・管理できる「VMware LAB Manager」が提供される。同社では、SRMに対応したプラグイン「Storage Replication Adapter(SRA)」もリリースする予定だ。