キヤノンは18日、デジタル商業印刷用プリンタ「imagePRESS」の新製品として、高品位な高速印刷を実現したモノクロ専用機「imagePRESS 1135」、「imagePRESS 1125」、「imagePRESS 1110」の3機種を2009年3月より発売する。また、新開発のクリアトナーを搭載したカラー複合機「imagePRESS C1+」は2008年11月末より発売する。価格は、「imagePRESS 1135」が1,280万円、「imagePRESS 1125」が1,080万円、「imagePRESS 1110」が780万円、「imagePRESS C1+」が340万円。
「imagePRESS 1135」、「imagePRESS 1125」、「imagePRESS 1110」の3機種は、それぞれ毎分135枚、125枚、110枚(いずれもA4ヨコ)の高速印刷を可能としたデジタル商業印刷用プリンタ。ドラム上へのトナー供給を均一化することで安定画像を提供できるというツインスリープ現像を搭載。新開発のeBトナーを採用することにより、黒本来の色味を追求しながら現像性能も高め、鮮明なモノクロ画像を実現した。また、アクティブレジ機能を搭載し、業界最高水準のレジ精度を実現すると同時に薄紙対応力を強化。さらに同機能と転写ベルト(ITB)を組み合わせることにより、薄紙をはじめ多様な印刷メディアに対応した。このほか最大10,000枚収容可能な「大容量スタッカー・EI」やくるみ製本を効率的に作成できる「パーフェクトバインダー・C1」などの多彩なオプションを用意している。
カラー複合機「imagePRESS C1+」は、クラス初の5色高性能・高画質エンジンを搭載。毎分カラー14枚、モノクロ60枚(いずれもA4ヨコ)の出力スピードを備える。新たに開発されたクリアトナー「Vトナークリア」を採用し、メタリック調の装飾効果などの幅広い表現とセキュリティに対応した画像や文字の印刷を可能にしている。