ネットレイティングスは、同社の発行するメールマガジン「Nielsen Online REPORTER」において、Nielsen Online NetView(2008年8月 家庭からのアクセス)によるネット視聴率ランキングを発表した。対前月比の利用者数で見ると、ニュースポータルサイトのオリンピック特集が大きな伸び率を記録した。
前月比較の利用者数伸び率トップは「Yahoo!スポーツ-北京オリンピック特集」で、前月比1250%という驚異的な伸び率を記録。利用者数も1,200万人を超えた。このページでは現在北京パラリンピックのニュースが提供されている。2位はnikkansports.comの「2008年北京五輪」特集ページで伸び率は577%。
3位に入った「サーチナニュース」は、中国関連情報のポータルサイト。注目を集める中国の企業・経済・株式情報から政治・芸能まで中国の様々なニュースを扱っており、オリンピックの影響もあって前月比371%となった。この他、コカコーラのキャンペーンサイト「コカ・コーラ オリンピック応援パーク」や、「時事ドットコム:北京五輪特集」などが利用者を伸ばした。
オリンピック関連以外では、8月1日の内閣改造の影響により「Yahoo!みんなの政治」が上位に。自民党総裁選から解散総選挙への流れが予想される今後も注目が集まりそうだ。