ソフトバンクモバイル、ウィルコム、ウォルト・ディズニー・ジャパンの3社は12日、各社が提供するブラックリスト方式の携帯フィルタリングサービスで閲覧不可となっているサイトのうち、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が認定したサイトについて、2009年1月のいずれかの日から閲覧可能にすると発表した。
携帯サイトのフィルタリングを巡っては、2007年12月に増田寛也総務大臣が携帯電話事業各社に未成年者の原則加入を要請。だが、健全なサイトにもかかわらず、フィルタリングサービスの対象となるサイトも存在するため、こうしたサイトの健全性を認定することを目的に今年4月、EMAが発足した。
EMAではこのほど、サイトの管理体制を認定するための基準「コミュニティサイト運用管理体制認定基準」に基づき、「GREE」や「魔法のiらんど」など5つのサイトを同基準に適合すると認定。
今回、モバイルサービスを提供するソフトバンクモバイル、ウィルコム、ウォルト・ディズニー・ジャパンの3社は、EMAが認定したサイトについて、2009年1月のいずれかの日から閲覧可能とすることとした。
3社では、「フィルタリングサービスのさらなる普及に向けて、取組みを進めていく」としている。