「ファンケルオンライン」がEV SSL証明書を導入。画面はIE7で表示した例

化粧品事業などを手がけるファンケルのオンラインサイト「ファンケルオンライン」はこのほど、日本ベリサインのEV SSL証明書を採用した。同サイトでは、ファンケル商品を取り扱うほか、美容や健康に関する役立つ情報を提供。Webサイトの信頼性を視覚的に確認できるEV SSL証明書の導入によって、利用者はより安全にショッピングできるようになる。

EV SSL証明書は、CA/ブラウザフォーラムが定める認証基準に則って発行されるSSLサーバ証明書。EV SSL証明書を導入したWebサイトの場合、Internet Explorer 7のアドレスバーが緑色に変化するほか、サイト運営者情報も表示されるなど、ユーザーがそのWebサイトの信頼性(実在性)を確かめやすくなる。フィッシング詐欺サイトの出現によって、Webサイトの「実在性証明」が強く求められる昨今、サイトの安全性をアピールするうえでEV SSL証明書への関心度は高まっている。

ベリサインによると、2008年9月現在、EV SSL証明書の導入サイトは全世界で6,000件以上。EV SSL証明書でWebサイトの信頼性を高めることで、利用者のサイト離脱率の低減や売上向上につながるといった効果も見られるとしている。