10月14日に開催される「dotFes2008 TOKYO」

Web Designing誌クスールはWebクリエイターのためのイベント「dotFes2008 TOKYO」を10月14日に開催する。同イベントは旧小学校の施設を舞台にした最先端のWebクリエイティブ、メディアアートを集めたイベント。ゲストはユニクロの勝部健太郎氏、projectorの田中耕一郎氏、TOMATOの長谷川踏太氏、IAMASの小林茂氏など豪華な顔ぶれだ。

会場は東京都西新宿の旧新宿区立淀橋第三小学校を利用した文化施設「芸能花伝舎」。参加者は体育館を舞台とした「メインステージ」、大教室を利用した「ライブステ-ジ」、アドビ システムズによるセッション「1年CS組」、展示スペースの4つの会場を自由に行き来することができる。用意されるセッションは15、ゲストクリエイター・アーティストは24名が予定されている。また校庭にはケータリングも用意される。

旧新宿区立淀橋第三小学校・芸能花伝舎。校庭や体育館、教室などが当時の小学校の雰囲気を残したまま利用されている

会場となる教室で、Web Designing誌、馬場静樹編集長とクスールの松村慎氏に同イベントについて聞いた。Web制作会社でもありクリエイターの「塾」でもあるクスールはWeb Designingに「Flashの学校」という記事を連載している。松村氏は、「この誌面での『学校』という企画を現実のイベントでも実現できたら面白いという発想からこのイベントははじまった」と語る。「学校」というイメージをもったWebコミュニティイベント。Webクリエイターの学園祭ともいえるイベントを実現したいと考えていた二人は、会場候補地であった芸能花伝舎を訪れた際、旧小学校の施設をそのまま残すこの場所の雰囲気にとても魅力を感じたという。馬場編集長は「学校という場所は不思議で、いるとなにか話をしたくなりますね」と話す。

教室にて。クスールの松村氏(左)、Web Designing馬場編集長(右)

dotFes2008 TOKYOでは技術的な面よりクリエイティブなアイディアについてのセッションが中心になるという。馬場編集長は「Webや誌面でよく見かける人たちの話を直接聞けるイベントです。クリエイティブなアイディアのエキスパートが集うので、『Webは面白い、クリエイティブは面白い』ということをストレートに実感してもらえるイベントにしたい」と意気込みを語った。

dotFes2008 TOKYO

開催日時 2008年 10月14日(火) 13:30~20:00
開催場所 旧新宿区立淀橋第三小学校・芸能花伝舎
主催 Web Designing、クスール
入場料 4,500円
定員 500名