生活者情報マーケティングを行うC-NEWSでは、ネットの生活への浸透度と影響力、今後求められる役割を探ることなどを目的に、ネットの利用実態調査を実施、その結果を発表した。それによると、ネットの平均利用時間は20代、40代で増加傾向が見られ、自宅からの接続方法では初めて光ファイバーがADSLを抜いた。

調査では15歳以上の男女を対象に、約1,000名の回答を集計した。ネットの利用時間についての設問では、回答者全体の平均で、平日2.5時間、休日3.0時間となった。これは昨年の調査とほぼ変わらない結果だが、年代では20代・40代で平日・休日共に増加の傾向が見られた。反対に、30代では平日の利用時間が2.9時間から2.3時間へ減少している。

自宅からのネット接続方法については、光ファイバーが昨年の36%から8ポイント増加して44%。ADSLは昨年(38%)より減少して34%となり、同社が2005年に調査を開始して以来初めて光ファイバーがトップに立つ結果となった。

この他、この1年で利用する頻度が増えたサービスは「ショッピングサイト」で、音楽やゲームの購入が伸びている。また、先月日本版のサービスが開始されて話題となった「Googleストリートビュー」については、「今後利用したい」という回答が21%に上っている。