ニフティは、違法・有害サイトを疑似体験しながら情報モラルの知識を学べる「インターネット体験ドリル」の提供を4日より開始した。

提供されるのは、パソコンのサイトを想定した「好きなアイドルや芸人に会えるかも?!」と、携帯サイトを想定した「アンケートでおこづかいが当たる?!」の2問。「体験モード」では、ゲームやアンケートなどのサイトを利用するシチュエーションが用意され、個人情報を送信する危険や、ネットで知り合った人に会いに行く危険、振り込め詐欺の危険などを、実際に操作しながら知ることができる。

このほか、危険の回避方法を選択しながら学習できる「復習モード」、学習した内容をもとに設問に答える「まとめドリル」が用意され、繰り返し学べる内容となっている。同サイトは、誰でも無料で利用することが可能だ。

同社では社会貢献活動の一環として、東京都品川区の小学校において同社社員による「情報モラル教育」の授業を実施し、違法・有害サイトから身を守り、ネットを有効利用するための心構えと知識を伝えており、今回提供されたコンテンツはこれをより幅広く体験してもらうためのもの。同社では今後も「情報モラル教育」普及のための活動を行っていくとしている。

どのようなことが危険なのか、どうすれば安全に使えるのかを具体的に説明してくれる