米Tektronixの日本法人である日本テクトロニクスは、任意波形ジェネレータの新シリーズ「AWG7000B」の4機種を今月29日から出荷する。このうち「AWG7122B」は同社の製品のなかで最高速となるシリーズで、サンプリングレートは最大24Gサンプル/秒(分解能は10ビット)にものぼる。
「AWG7000B」シリーズのサンプリングレートは1チャネルあたり6Gサンプル/秒または12Gサンプル/秒で、同時に2チャネルまでの任意波形を出力できる。立ち上がり時間は35ps。出力帯域幅ば7.5GHz、垂直分解能は最大10ビット(マーカ出力なし)または8ビット(2チャネルマーカ出力)である。有効周波数帯域9.6GHzまでのRF信号を直接生成可能。本体価格は845万円~1,480万円(税抜)。
また、同社では「AWG7000B」と同時に「AWG5000B」シリーズの4機種を発売する。AWG5000Bシリーズのサンプリングレートは1チャネルあたり600Mサンプル/秒または1.2Gサンプル/秒である。チャネル数は2または4。本体価格は364万円~648万円(税抜)。