通信教育の総合ポータルサービス「脳内カレッジ」を運営するトライオンは、同サイトの新機能として、誰でも講師になって講座を提供・販売できるラーニング・コミュニティサービスを12日から開始することを発表した。
「脳内カレッジ」では、資格・検定、語学、パソコン、ビジネスなど様々な分野において、動画などを使ったeラーニングコンテンツによってネット上でいつでも学習できる通信講座を提供している。現在は教育メーカーやWebサービスを運営する法人等がコンテンツを提供しているが、今回発表されたサービスでは、新たにユーザーが講師となって同サイトに自分の講座を作成・提供することが可能となる。これにより、同社では様々な分野で講師を中心としたコミュニティ構築が容易になるとしている。
講座開設者はテンプレートを使ってテキスト講座や検定講座を作成し、有料/無料で公開できるほか、受講者へのメール送信や講座評価を行うことができる。9月からは動画の掲載にも対応する予定。同社では今後コミュニティ機能も順次追加するとしている。なお、講座作成時には登録申請許可が必要。また有料講座の場合は、開設者が販売価格の50%を掲載料・決済手数料として同サイトに支払う形となる。