NTTデータは日本オラクルと協業し、オラクルの「Orcle AIA 」「Oracle SOA」「Oracle GRID」「Oracle VM」を組み込んだソリューションを開発し、NTTデータのシステム基盤構築ソリューション「PRORIZETM(プロライズ)」の構成製品に加えることを発表した。
PRORIZEは、個々のシステム開発プロジェクト現場で個別に培われてきた、システム基盤構築にかかわる種々のノウハウを、構築方法論、採用製品の標準化(マルチベンダ)、および、採用製品の利用技術という観点で整備し、それらの組み合わせをあらかじめ設定・検証し共通化したNTTデータのソリューション。
今回の両社の協業によりオラクルはNTTにデータに技術者、環境などのリソースのほかノウハウを提供し、DBMS、SOA等、オラクルのミドルウェアが持つ機能を活かしつつ、ユーザーニーズの変化に柔軟に対応できる構成を目指し、オラクル製品をPRORIZEのラインナップに加える。
そして、RORIZE仮想化基盤モデルの第一段として、2009年3月までに「Oracle VM」や「Oracle SOA」を採用したモデルの提供を予定している。
一方日本オラクルは、NTTデータとの協業を通じて、「Oracle AIA」「Oracle SOA」「Oracle GRID」「Oracle VM」などの製品群の浸透を日本市場で加速するとともに、収益化の実現を目指す。