テキストマイニングに特化した総合システム事業を行うデータセクションは、SEOやアフィリエイトを目的に機械的に作成される"スパムブログ"のURLをリスト化し、データ提供を行う「スパムブログURLリスト提供サービス」を開始した。
近年のスパムブログ増加により、「ブログ検索をしても知りたい情報を得られない」「正確なトレンド抽出や分析が困難」などの状況が生じている。特にブログ検索・マーケティング・キャンペーン効果分析等の分野でスパムブログの除去が重要な課題となっているが、事業者が自前で対策を行うとコストが高いなどの問題がある。
この問題に対し、同サービスでは独自のルールによるフィルタリングと人手によるメンテナンスで精度を高め、スパムブログのURLリストを毎日更新、ダウンロード方式で提供する。利用者はデータを自社のサービスに組み込むなどして利用することができる。
同サービスでスパムブログと定義されるのは、他のブログやニュースを貼り付け機械的に文章を作成する「コピペ型」、商品の画像やリンクを大量に貼り付ける「アフィリエイト型」、キーワードを含む文章を羅列する「ワードサラダ」など。利用価格は月額20万円、年間契約では200万円となっている。