毎日コミュニケーションズは7月29日、隔月刊行の情報誌『システム開発ジャーナル Vol.5』の発売を開始する。価格は1,659円。判型はB5正寸で、全国の書店で販売される。
同誌のコンセプトは「価値を"創造"するITプロのための技術支援情報誌」。ITシステムを開発する立場のエンジニアと、それを管理/運営する立場のユーザー企業の双方をターゲットに据え、システム開発を成功させるための"上流系"ノウハウや、SOA/仮想化/SaaSといった技術トレンド、さらには人材育成やヒューマンスキルなどの話題を取り上げていくとのことだ。
Vol.5の特集1「工事進行基準対策」では、2009年4月に受注ソフトウェア開発業に原則として適用が義務付けられる会計基準"工事進行基準"について徹底解説。Part1では会話形式でわかりやすく工事進行基準のポイントを説明、Part2では工事進行基準の適用にあたってカギとなる見積りと要件定義について解説、Part3では既に工事進行基準を適用している野村総合研究所の導入事例を紹介している。ユーザー企業の情報システム部門、ITベンダーのエンジニアの双方に必要な情報をお届けする。
また、特集2「いまから始めるEVM」では、工事進行基準を適用するにあたって必要となる「工事の進捗度」を測定する際に有用とされる「EVM(アーンド・バリュー・マネジメント)」について、一から解説している。
そのほか、主要な帳票開発ツールの一覧を含む特集3「帳票開発入門」、連載・ソフトウェア考現学[特別編]の「ソフトウェアテスト最新トレンド解説」といったラインアップとなっている。
なお、マイコミジャーナルでは同誌との連動企画記事として、『「工事会計基準」で開発現場には何が必要になるのか』および「エキスパートが薦める、夏期休暇に読んでおきたい書籍 - テスト/品質保証編」を29日に掲載する。