赤レンガ倉庫1号館入り口の様子

横浜にて最先端の映像やデジタルアートの上映、展示、体験イベント「ヨコハマEIZONE2008」が開幕した。開催期間は7月29日までの6日間。入場料は無料。

ヨコハマEIZONE2008のメイン会場である赤レンガ倉庫では、最先端の映像表現をエンタテインメント、アート、テクノロジーなどに分類し、ショーケース形式で紹介している。ショーケースでは、押井守監督、今敏監督などの一線で活躍するアニメーション・クリエイター15組とNHKが共同制作したアニメを上映する企画『アニ・クリ15』や、『秘密結社 鷹の爪』(2007年)で注目を浴びた「DLE」、オリジナル楽器によるライブパフォーマンスなどで有名な「明和電機」など、様々なクリエイターの作品が楽しめる。開催期間中は、参加クリエイターによるトークショーや、ライブなども行われる。また映像制作を学ぶ学生と広告業界がコラボレーションし、CM制作に挑むなどのイベントも開催予定。

去年に引き続き参加しているDLEのブース

明和電機は最近のナンセンスな発明などを紹介する

さらにユニークなイベントとして、開催期間中の夕暮れから21:00まで赤レンガ倉庫1号館の巨大な壁に、参加クリエイターによるL.A.S.E.R.Tagを使ったライブペインティングが行われる。L.A.S.E.R.Tagとは、レーザーポインターを用いて壁などにメッセージを書くことができるパブリックドメインソフトウェアだ。

L.A.S.E.R.Tagを使ったライブペインティングの様子

「EIZONE」という文字と花が描かれた

デモンストレーションでは、明和電機の土佐信道氏(右)が壁に顔を描いた