フィードパスとウイングアーク テクノロジーズは23日、フィードパスが提供するSaaS型グループウェア「サイボウズ Office 7 for SaaS」とウイングアークの提供する帳票サービス「帳票SaaS」を連携し、スケジュール情報をPDFファイル形式で出力可能にする機能「スケジュール手帳印刷」を正式版として8月1日より提供開始することを発表した。
同機能は2008年2月にβ版として同グループウェアに搭載され、7月末までの期間限定機能として提供されてきた。両社では、提供半年を機に同機能の利用調査を実施。その結果として、同グループウェアを利用する3人に1人が同機能を利用していることが判明したほか、月曜や火曜、月初めに利用が多く、1週間もしくは1カ月の予定を印刷する場合が多い、明確な利用目的を持ち、利用リピート率が増加していることが明らかになった。
こうした実態にあわせるため、両社では同機能の正式版を同グループウェアの基本機能として標準搭載して提供することを決定したという。
基本機能としたことで、基本セットの料金内で利用が可能となり、追加料金なく同グループウェアの3つのインタフェースであるPC、紙、携帯電話を状況に合わせて選択することが可能となる。
なお、両社では、今後もユーザーニーズへの対応はもちろんのころ、スケジューラの印刷機能の強化やワークフローの帳票化などに対応をすることで、SaaSプラットフォームをベースに日本のビジネススタイルにマッチした新しい価値の提供をしていければ、としている。