携帯サイトを審査する第三者機関「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」(EMA)は22日、サイトの管理体制審査の受付を開始した。審査申込に関する書類をEMAのホームページに公開。基準を満たしたと認定されたサイトは、青少年ネット規制法に基づくフィルタリングの対象から外される。
EMAは6月30日、サイトの管理体制を認定するための基準「コミュニティサイト運用管理体制認定基準」を発表。同基準は、4カテゴリ、22件の要求項目から構成されている。審査の上、全項目を満たせば認定を受けることができ、青少年ネット規制法に基づくフィルタリングの対象から外される予定だ。
今回EMAのホームページで公開されたのは、審査申込書と予備審査申請書など。「本審査に関する書類は、予備審査を完了した申請者に配布する」(EMA)としている。
EMAでは、予備審査、本審査により、認定基準にある22の要求項目が満たされているかを審査。本審査における申請項目は、「サイトポリシー」「サイト詳細情報」「組織体制」「規約違反投稿等に関する判断の基準と対応」「サイトパトロール業務内容」「ペナルティ設定・禁止事項」「運用体制に関わる監視員の人数算出」などとなっている。
早ければ8月中旬にも「認定第1号」が出る見通し。認定されるサイト数については、「今年度中に100~120を想定している」(EMA)としている。