Yahoo! JAPANは22日、同社の運営する「Yahoo!ショッピング」のAPIを外部に公開する「Yahoo!ショッピングWebサービス」の本格的な提供を開始したことを発表した。Web開発者などに向けて同社の技術使用を公開する「Yahoo!デベロッパーネットワーク」において、検索や地図などに続く15番目のAPI公開となる。
これにより、Yahoo!ショッピングのデータベースを利用した独自のアプリケーションやショッピングコンテンツの構築が実現する。また、アフィリエイトプログラムも利用可能となっている。
今回公開されたのは、キーワードやカテゴリ、ブランドIDなどで商品を検索できる「商品検索API」、カテゴリ別の売上げランキング情報などを取得できる「カテゴリランキングAPI」など。さらに8月以降には、指定されたURLのコンテンツを解析し、適合すると思われる商品情を取得できる「コンテンツマッチAPI」や、Yahoo!ショッピングの検索ランキング情報を取得できる「検索キーワードランキングAPI」などの公開も予定されている。
同社では、外部の企業・サイトと広く連携することで、Yahoo!ショッピングのアクセス数増加および取り扱い高拡大に繋げていくとしている。