シャープは16日、新開発の「MycrosトナーHG」を採用したデジタルカラー複合機2機種4モデルを22日から販売すると発表した。
今回販売されるのは、1200×1200dpiのプリント解像度を備え、最高で1分間に26枚コピー可能な「MX-2600FG/FN」と31枚コピー可能な「MX-3100FG/FN」。オフィス空間に馴染むように風紋を感じさせるデザインで従来の複合機には見られない独特な風合いを出すことにより、人に優しいビジネスパートナーとなるデジタルフルカラー複合機を目指しているという。
シャープは、「エコロジー」「ソリューション」「基本性能の徹底強化」の3つを合わせた「エコリューション」というコンセプトを提唱しており、複合機のラインアップがどのようにそれに基づいて展開されているのかを中山藤一ドキュメントシステム事業本部長が説明した。右は風紋を表現した本体カバー |
また、操作性を向上するために「MX-2600FN」と「MX-3100FN」は8.5インチワイドVGAカラー液晶パネルを装備。画面タッチによる機能の切り替えや本体の状況表示だけでなく、ドキュメントファイリング機能で保存したデータをサムネイル形式で表示し、その画像を拡大して細部を確認することができる。これに加えFNモデルは、オプションのフルキーボードを操作パネルの下に設置可能で、ファクスの宛先や件名、パスワード、メール本文などをパソコンと同様の感覚で入力できる。
FNモデルに装備されている8.5インチワイドVGAカラー液晶パネル。FGモデルは、8.1インチハーフVGA液晶パネルを装備 |
操作パネルの下に収納可能なフルキーボード「MX-KBX1」はオプションで4万6200円。FNモデルに追加することができる |
新開発の「MycrosトナーHG」は、、従来よりも粒状感の少ない表現が可能で、中間色や微細な部分の再現力をアップしているという。また、写真を鮮明にしたり、文字を読みやすくするマジカルビューIIIを新たに開発して搭載。さらにSharp OSA(シャープ オープンシステムズアーキテクチャー)を搭載しており、パソコンのアプリケーションと連携して、入力から処理、出力といった一連の作業を自動化できる連携システムを構築することが可能となっている。
型番 | MX-2600FG | MX-2600FN | MX-3100FG | MX-3100FN |
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複写速度 | 26枚/分 | 26枚/分 | 31枚/分 | 31枚/分 |
価格 | 124万9500円 | 134万9250円 | 138万6000円 | 148万5750円 |