インターコムは、給与・賞与明細や源泉徴収票を電子化し、リコーのデジタル複合機「imagioシリーズ」から出力可能な、「Web給金帳 V2 for imagio」シリーズを25日から発売すると発表した。

「Web給金帳 V2 for imagio」シリーズ

「Web給金帳 V2 for imagio」シリーズは、市販の給与ソフトから電子化された給与・賞与明細や源泉徴収票を作成し、Webサーバ上にアップ。それを、リコーの複合機でダウンロードし、出力するというもの。出力時にユーザーは複合機のタッチパネルからユーザーIDとパスワードを入力し、認証を受ける。

従来は出力対象がパソコンと携帯のみだったが、今回の複合機への対応により、1人1台のパソコン環境が整っていない工場などにも対応できるという。また、ユーザーごとに出力先をパソコン、携帯、複合機中から選択して設定できるほか、スケジュール実行も可能だという。

複合機でのユーザー認証

印刷する明細選択

対応の給与ソフトは、OBCの「給与奉行」、PCAの「PCA給与」、大塚商会の「SMILEαAD給与管理」、応研の「給与大臣」で、Web給金帳は、給与ソフトごとに製品が異なる。

価格は50クライアントで、税込39万3,750円から。販売は、リコーグループの販売会社が行う。

動作環境は、Windows Vista Business/Server 2003/XP/2000で、Vista/Server 2003 /XPは、32ビット版のみ対応。配信用Webサーバは、Perl5.0以上、FTPサーバの環境を持つ必要がある。