米Gartnerは、世界18カ国のSNS利用実態などを調査した最新レポート「Dataquest Insight: Consumer Social Networks, A Fact-Based Reality Check」(調査期間:2007年10月~12月)を発表した。

同レポートによれば、調査対象の4,000名以上のインターネットユーザーのうち、"今はSNSを定期的に利用していない"との回答者が過半数を超えた。"Eメールや検索エンジンなどとくらべてSNSの重要度は高い"との回答もごくわずかな割合に限られ、独身者やティーンエイジャーの男性など、一部のユーザー層にのみ人気を保っている現状が明らかになった。携帯電話からのみSNSにアクセスしているとの回答者は、1%未満にとどまった。

大半のSNSユーザーは、個人的な趣味や余暇の一環でSNSを利用。Gartnerは、今後はビジネスシーンでの利用にチャンスが開け、大企業などでも有力なツールとなり得るとの展望を示した。