アドビシステムズは9日、mixiの新音楽サービス「mixi Radio」と「ギフトソング」において、同社サーバ製品「Adobe Flash Media Interactive Server」が導入されたと発表した。同サービスは、mixi内においてレコード会社が提供する楽曲をユーザーが視聴することができるというもの。音楽配信形式はAAC。

今回、同サービスの配信技術として導入された「Adobe Flash Media Interactive Server3」は、双方向型の高性能なストリーミング機能や、128bitで暗号化されたセキュアな配信プロトコル「RMPME(Real Time Messaging Protocol Enhanced)」によるコンテンツ保護機能がmixi側から評価されたという。また、同製品がMacユーザーとWindowsユーザーの両方が同サービスを楽しめる「クロスプラットフォーム」である点も、採用した理由の一つとしている。

「ギフトソング」ページ

「mixi Radio」は、ユーザーの好みに合わせてラジオで流す音楽のカスタマイズを行ったり、ユーザーが作成した楽曲リストをシャッフル再生することなどができるPC版専用のサービス。コースは音声広告の入る無料コースと広告のない月額840円の2種類がある。

一方、「ギフトソング」は、楽曲を友人にメッセージを添えて送るなど、ユーザー同士で音楽を共有することができるサービス。楽曲購入後30日間は何度でも再生することが可能。中心価格帯は1曲105円。