openSUSEプロジェクトは9日 (米国時間)、ディストリビューション開発プラットフォーム「openSUSE Build Service 1.0」をリリースした。

初のメジャーリリースとなる今回のバージョンでは、コードの保存場所 (リポジトリ) への接続性を改善。直接openSUSEのリポジトリへ接続できるようになり、開発効率が向上した。パッケージ検索や品質管理に関する機能が改良されたほか、ブランチの生成処理も容易になり、大規模なプロジェクトへの対応も可能となっている。

openSUSE Build Serviceの機能は、Webクライアントとコマンドラインから利用できる。openSUSEとSUSE Linux Enterpriseのほか、FedoraおよびRed Hat Enterprise Linux、UbuntuやMandriva Linuxといった異なるLinuxディストリビューションを対象に、パッケージの作成や各種メンテナンスを実施することができる。