The Ext teamは7日(米国時間)、Ext GWTの最新版となる「Ext GWT 1.0」を公開した。Ext GWTはGWT向けに開発されたRIA開発のためのJavaライブラリ。高性能でカスタム可能なUIを提供しているほか、CSSに対応したテーマ機能の提供、外部ライブラリに依存することなくそれだけで使えるGWTソリューション、RPC/JSON/XMLのサポート、Java Genericや列挙型・可変引数などJava 1.5機能に対応といった特徴がある。ライセンスはオープンソースライセンスと商用ライセンスの両方が用意されている。
Ext GWT 1.0が対応しているのはGWT 1.5 RC1。気をつけるべきはGWT-Extとは違うということだろう。名前がよく似たものにGWT-Extがあり、こちらはGWTとExt JSをベースにして開発されたもので、配布ライセンスもExt GWTとは異なっている。どちらも開発は活発に続けられており、どっちに注目すべきかは難しいところだ。状況に応じて検討していく必要がありそうだ。