セキュリティ企業のデジタルアーツは8日、同社が提供するWeb用と電子メール用のフィルタリングソフトをまとめて提供するトータルパッケージ「DigitalArts Filtering Suite」の発売を開始したと発表した。同社では、「より幅広い情報漏洩対策や内部統制の推進に貢献できる」としている。

Web用と電子メール用のフィルタリングソフトをまとめて提供するトータルパッケージ「DigitalArts Filtering Suite」の紹介ページ画面

同社では従来、Webフィルタリングソフト「i-FILTER」と、電子メール運用の課題を一元的に解決する電子メールフィルタリングソフト「m-FILTER」を個別に提供していた。

今回発売を開始した「DigitalArts Filtering Suite」は、双方を合わせたゲートウェイセキュリティ対策のトータルパッケージとして提供。ラインナップは、顧客のニーズに合わせ、「FullEdition(フルエディション)」「Security Edition(セキュリティエディション)」「Anti-Spam Edition(アンチスパムエディション)」の3種類がある。

例えば、100ライセンスのFull Editionを購入した場合、215万1,700円(税込)。i-FILTERとm-FILTERを個別に購入した場合より、「約30%ほど安い価格で提供できる」(同社)という。

同社では、「DigitalArts Filtering Suiteには、m-FILTERの最新版で拡張した高機能も導入。大規模から小規模まであらゆる規模の企業に製品をご利用いただける環境が整ったことから、より幅広い情報漏洩対策や内部統制の推進に貢献できる」としている。