富士ゼロックスは、デジタル複合機「ApeosPortシリーズ」でスキャンした文書を、直接Lotus Notes/Dominoのデータベースに登録することを可能するソフト「HG/Pscan for Apeos <Lotus Notes連携>」を8月29日より販売すると発表した。

「HG/Pscan for Apeos <Lotus Notes連携>」は、スキャンした文書をPDF変換するソフト「HG/Pscan for Apeos」のオプションとして、ハイパーギアが開発した。スキャン紙文書をApeosPortの大画面操作パネルからの指示で、パソコンを介さず直接Lotus Notes/Dominoのデータベースへ登録することを可能とする。

QRコードやエリアOCR認識結果をスキャン登録時の属性として自動登録できるほか、PDFが持つ標準のセキュリティ機能に加え、文書閲覧の有効期限を付与したPDFや、ダウンロードを禁止した閲覧権限のみのPDF作成などができる。また、Notes/Domino上にあるWordやExcelファイルも複合機のパネルから直接印刷指示が行えるという。

価格は、「HG/Pscan for Apeos」が24万8,000円。「HG/Pscan for Apeos <Lotus Notes連携>」が14万8,000円(Lotus Notesクライアントライセンスが必要)となっている。 

動作環境は、Windows XP ProfessionalとWindows Server 2003。