日本HPは、ブレードサーバやデータストレージなどのハードウェアと、バックアップソフトやVMwareなどのソフトウェアをセットにしたバックアップ・ソリューション「仮想化データ保護 パッケージ」を本日より提供すると発表した。

「仮想化データ保護 パッケージ」には、 ハードウェアとして「HP BladeSystem c3000」「HP ProLiant BL460c 」「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array(EVA4400)」「HP StorageWorks SAN スイッチ」があり、ソフトウェアとしては「Veritas NetBackup 6.5 」のほか、「VMware Infrastructure 3 Standard 」が含まれる。そのほか構築費用として「テクノロジーエクスプレス 構築費用」一式も含まれる。

価格は、税込で2,331万円から。

「仮想化データ保護 パッケージ」構成内容

製品 個数
「HP BladeSystem c3000」 1
「HP ProLiant BL460c (デュアルコア インテルXeon 2CPU)」 4
「HP StorageWorks 4400 Enterprise Virtual Array(EVA4400)」 1
「HP StorageWorks SAN スイッチ」 2
「Veritas NetBackup 6.5 (Veritas NetBackup Enterprise Server)」 1
「Veritas NetBackup 6.5 (Veritas NetBackup Enterprise Client)」 2
「VMware Infrastructure 3 Standard 」 1
「テクノロジーエクスプレス 構築費用」 一式

日本HPでは、今回のソリューションの提供に先立ち、シマンテックのVeritas NetBackup 6.5 と、VMwareの仮想環境における検証を行い、結果をホワイトペーパーとして文書化し、本日より公開している

検証内容は、4KB~4MBのさまざまなデータサイズのファイルを25GB、50GB、75GB、100GB程度用意し、各ボリュームのバックアップ/リストアをNetBackup 6.5のGranular Recovery Technologyを用いて行い、リストアにおいてはファイルレベル、イメージレベルで正常なリストアができるかを確認し、リストア時の所要時間、CPU使用率、メモリ使用率を計測するというもの。

また日本HPでは、今後も仮想環境はもとより、データバックアップ手法に関する検証を続けていく予定だという。