CSRは、同社の車載用Bluetooth IC「BlueCore4-ROM Plug n Go」がBluetooth v.2.1仕様に対応したことを発表した。これにより、同製品はAEC-Q100(車載向けICのストレス試験規格)とBluetooth v.2.1の両方に準拠したICとなった。
Bluetooth v.2.1に対応したことにより、「消費電力最適化機能」、「改良されたセキュリティ機能」、「Simple Pairing機能」がサポートされることとなる。特にSimple Pairing機能を用いることにより、ユーザーはPINコードを使用することなくデバイスの接続を実行することができるようになる。
また、Bluetooth v.2.1では、リモートコントローラなどのバッテリ駆動デバイスの消費電力を低減する「Sniff Sub-Rating」機能もサポートしている。
さらに、他のテクノロジによる接続も可能で、NFC対応のデバイス同士を近づけるだけで接続することなどもできるという。