英国政府が「Show Us a Better Way」と題するサイトを開設して、政府が所有するデータを効果的に利用する方法についてアイディアを募っている。
内閣府の作業部会「Power of Information Taskforce」が7月1日に発表したもので、政府の情報を市民にとって便利なものにすることが目的。ベストアイディアと認められた優勝者には、アイディアを具現化するための開発作業費用として、最高で2万ポンドの賞金が提供される。
公開されているデータは、英国測量局の地図データ、国民健康保険の医学情報、英国立統計局(ONS)の統計情報、英国政府官報『London Gazette』のほぼすべての告知情報、英国環境・食糧・地方開発省(Defra)の炭素計算表、イングランドおよびウェールズ地方の学校リストなど。個人データなどプライバシーが関連する情報は含まれていないという。
すでに受付が開始されており、締め切りは9月末に設定されている。優勝者は10月第2週に発表される予定だ。