Canonicalは英国時間の6月28日、Ubuntu Linuxの最新開発版「Ubuntu 8.10 Alpha 1」をリリースした。対応プラットフォームはx86とAMD64、インストール用のディスクイメージはサーバ用途に適した「Server install CD」と、カスタムインストールに適した「Alternate install CD」の2種類が提供される。
今回のリリースは、10月の正式公開が予定されているUbuntu Linuxの次期バージョン「Ubuntu 8.10」 (開発コード名:Intrepid Ibex) 初のα版。プレリリース版のLinuxカーネル v2.6.26を採用、Debian GNU/Linuxの最新動向が反映されている。なお、Live-CD版の提供はα2以降となる予定。
Ubuntu 8.10 Alpha 1のリリースにあわせ、デスクトップ環境にKDE 4.1 Beta 2を採用した派生ディストリビューションの「Kubuntu」、Xfceを採用した「Xubuntu」のα版も公開。それぞれKubuntu 8.10 Alpha 1、Xubuntu 8.10 Alpha 1として公開されている。