チェンジビジョンは27日、システム設計支援ソフトウェアの新版「JUDE/Community 5.3」「JUDE/Professional 5.3」をリリースしたことを発表した。
JUDE/Communityは、無償で提供されているモデリングツール。クラス図、ユースケース図、シーケンス図など、UML 1.4で定義されている全UML図を作成できるほか、モデルからJavaのスケルトンコードを作成したり、Javaのプログラムを読み込んでクラス図を生成したりすることができる。新版では、機能拡張用のAPIや、メニュー構成、起動時の挙動などに改善が加えられた。
一方、JUDE/Professionalは、2万9400円(1ユーザーライセンス)で提供されるシステム設計支援ツールだ。UML 2.0をベースとし、JUDE/Communityの機能に加えてマインドマップ、ER図、フローチャート(業務フロー)、データフロー図(DFD)などを編集する機能も搭載。WordやExcelといった外部ツールに対して、ベクター(EMF)形式で図を貼り付けられるといった特徴も備える。新版では、C#に対応したほか、既存のDBからER図等を生成する機能などが追加された。
なお、JUDE/Communityは、JUDEメンバーズページにてユーザー登録後にダウンロード可能。JUDE/Professionalは、SEshop.comなどの取扱代理店を通じて販売される。