4部門ごとに大賞1作品、優秀賞4作品、奨励賞1作品が選ばれる

CG-ARTS協会は7月17日、文化庁、国立新美術館と共に、今年で12回目を迎える「平成20年度文化庁メディア芸術祭」の作品募集を開始する。募集はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で、募集期間は9月26日まで。

メディア芸術祭では、時代に先駆けた作品を評価し、新たな才能を発掘し世界に送り出していくことを目的としている。また、昨年の応募総数は世界43カ国2,091作品に上り、受賞作品展の来場者数も4万人を超えた。今や、日本国内にとどまらず、世界的な祭典となってきている。

そのほか今年度は、通常の受賞作品展だけでなく、海外での企画展も開催。アメリカのシーグラフなど20以上のフェスティバルで受賞作品や優秀作品を紹介する予定。なお、受賞作品展は2009年2月4日から2月15日まで、国立新美術館にて開催される。

平成19年度文化庁メディア芸術祭大賞作品

アニメーション部門 河童のクゥと夏休み
(C)2007 木暮正夫 / 「河童のクゥと夏休み」製作委員会

マンガ部門 モリのアサガオ
(C)郷田マモラ / 双葉社

アート部門 nijuman no borei
(C)Envie de Tempete Productions

エンターテインメント部門 Wii Sports
(C)2006 Nintendo

平成20年度文化庁メディア芸術祭

募集期間 7月17日~9月26日
募集部門 ・アート部門
インタラクティブアートなど
・エンターテインメント部門
ゲーム、映像など
・アニメーション部門
長編アニメーション、テレビアニメーションなど
・マンガ部門
ストリートマンガ、Webマンガなど