フラッシュバックは、映像の再生速度を補完するリタイミングプラグイン「Twixtor」のFinal Cut Pro対応版「Twixtor V4.5 FxPlug for FCP」を23日に発売した。すでに発売されているAfter EffectsやShakeなどに対応したバージョンに加えて、今回新たにFinal Cut Pro対応バージョンがラインアップされた。FxPlugとは、GPU高速処理を利用した32ビット浮動小数点処理によるネイティブエフェクトのプラグインフォーマットで、アップルではオープンスタンダードとしている。
Twixtor V4.5は、トラッキング機能のプログラムコードを一新し、動きが激しい素材や対象オブジェクト同士が交差するような難しい映像の補間でも、背景に出るモーションノイズを大幅に減少するという。AfterEffects版を使用した場合、Final Cut Pro内ではチャンネルあたり8ビット処理だったが、Final Cut Pro版では、10ビットYUVでの高品質な処理を実現している。
価格は、「Twixtor v4.5 FxPlug for FCP」が4万5,200円、「Twixtor Pro v4.5 FxPlug for FCP」が7万9,800円。同ソフト通常版、バージョン4からのアップグレードは3万4,800円。「Twixtor v4.5 for AE」ユーザー限定版は通常版が1万3,650円、プロ版が2万4,780円となっている。
対応アプリケーションは、Final Cut Pro 6.0.3以降、対応OSは同アプリケーションが動作するMac OS X。販売はフラッシュバックストアでのダウンロード販売のみとなっている。