日本IBMは24日、メインメモリーにデータを格納して従来型と比べ処理速度を約10倍に高速化したインメモリー・データベース管理ソフトウェア「IBM solidDB V.6.1」を、本日より出荷すると発表した。使用料金は税込で341万1,450円から。
新製品はIBMとSolid Information Technologyの統合後初めての製品であり、IBMとしては初めてのインメモリー・データベース管理製品。ユーザーがバックアップ用のサーバでデータベースを完全に二重化すれば、障害発生時にも約1秒でバックアップデータに切り替えられるという。
また、IBMのデータベース管理ソフトウェア「DB2」や「Informix Dynamic Server(IDS)」と組み合わせ、これらデータベース管理製品のキャッシュとしてメモリーを活用する「IBM solidDB Cache for IDS」および「IBM solidDB Cache for DB2」も出荷開始した。これらにより、インメモリー・データベースだけでは不可能な大量データの高速処理が可能になるとしている。
solidDBシリーズのラインナップは以下の通り。
製品名 | 使用料金(税込) |
---|---|
IBM solidDB V.6.1 | 341万1,450円から |
IBM solidDB Cache for IDS | 367万5,000円から |
IBM solidDB Cache for DB2 | 367万5,000円から |